BRM929広島200冠高原参加レポート
BRM929広島200冠高原を走ってきた。
来月、岡山600が控えているので調整走の意味合いも
ありつつも、以前広島に住んでいたこともあり、
昔の自転車仲間と会うのも一つの楽しみだったりする。
今回は嫁も参加。前日に岩国に前泊。
6時前に準備万端で会場入り。
準備を済ませてから受付を行う。
T田@代表やKATAYAMA副代表にご挨拶。
呉ポタメンバーも見つけていろいろと
馬鹿話などしつつも、今回は7時間台を目標に
しているので周りから何かとプレッシャーを
かけられてしまう。
周りを見ると参加者も多いし、有名チームの
ジャージを来た参加者もいるので何かと緊張モード。
AJ岡山の代表と副代表コンビも今回は
参加していて、スタート前にご挨拶。
全体写真を撮った後、いよいよスタート。
■スタート~51キロ地点 PC1 下松末竹上木尾
そしてスタート。
Harapekoさんとリキさんと3人でロケットスタートを
敢行してメーター読み40前後ぐらいで快調に飛ばす。
海岸線&追い風ということもありなかなかいいペースだ。
10キロすぎあたりで後方から一人のライダー(以下S田さん)
が追いついてきて4人パックに。この方とこの後
マッチレース状態になるとはこのときは想像も
しなかったが・・・・・。
基本、僕が先頭を引いていたんだけど、
疲れたタイミングでリキさんやHarapekoさんが
かわってくれる。本当に助かる。
40キロあたりからS田さんが
「先頭引きます~。」とのことで引いてもらう。
このとき後ろから見ていてものすごい発達したふくらはぎと
力強いペダリングから只者ではないと直感する。
結局PC2に8時半に到着。ここまでAV35.1と
かなりのハイペースだった。
■~PC2 102キロ地点 六日市インター
ここでリキさんやHarapekoさんとお別れし、
早目のリスタートで山岳コースに突入する。
信号待ちしていると、S田さんが追いついてきたので
二人で先頭交代しながら突き進む。
話を聞くとヒルクライムが得意でブルべも
結構出ているそうだ。
最初の上りは僕が引いて駆け上がるも、
平地と変わらない力強い走りでぴったりとつかれる。
むむむ、やはり只者ではないな・・・・・。
道中、T田@代表が車で伴走し写真を撮ってくださる。
とりあえずピースサイン。
錦の道の駅を過ぎたあたりで再びのぼりに入るが
ここでS田さんが本領発揮。徐々に引き離されてしまう。
今年のブルべでのぼり区間では一度も引き離された経験が
なかっただけに少し焦る。
ほどなくして10時24分にPC2の
ローソン六日市インター店に到着し、
S田さんに合流。T田@代表もいらっしゃった。
ここまでのAVは依然32。
小刻みに先頭交代してきた結果だろうか。
かなりよいペースで来ている。
早めのリスタートでPC2を後にする。
■~通過チェック 134キロ地点 スパ羅漢
ここから再び峠に入る。
早めのリスタートをしたので僕が先頭を
走っているがほどなくしてS田さんが合流してくる。
小刻みに先頭交代をしながら山間部の険しい
アップダウンを走り抜けていく。
高速横の松の木峠手前の激坂で
ついに我慢しきれず徐々に離されていく。
T田@代表が再びカメラを構えて待っているが
苦悶の表情を浮かべながら必死で上る。
松の木峠を過ぎてからは一気にダウンヒルして
通過チェックのスパ羅漢に到着し、S田さんに合流。
この時点でまだ12時8分だ。
再び早めのリスタートで先に出発して
羅漢高原を目指す。
■~145キロ地点 有人チェックポイント
10キロにわたるひたすら長い上り。
淡々の自分のペースを刻んで上っていく。
残り3キロ地点ぐらいのところでS田さんが
追いつてくる。しばらく談笑しながら一緒に走るが
ラスト2キロ地点ぐらいの斜度が上がったところで
徐々に離されていく。
有人チェックポイント前の坂は本当に厳しく、
苦しみながら登っていく。
有人チェックにつくとT田@代表と
KATAYAMA副代表がいる。S田さんとは1分差で通過。
その際にS田さんの話題になり、
銭壺山ヒルクライムで優勝経験があることや
6月の福岡600椎葉村で27時間台でゴールしたことを
聞かされる。たしかにそれは速いわ(笑)。
力強く「7時間台出します!!」と宣言して
有人チェックを後にする。
■~ 168キロ地点 PC3 玖珂美和坂上
とにかく先頭のS田さんに追いつきたいので
下りで攻めまくる。危ないんで本当はしたくなかったけど。
下りきったところでS田さんに合流。
ここからは二人で先頭交代しながら力を合わせて
ゴールを目指す。
ほどなくして13時36分、PC3に到着。
■~202キロ地点 ゴール 潮風公園由宇
ここまで僕もS田さんもかなり
飛ばしてきているのでお互い結構疲れている。
力を合わせてゴールを目指す。
大したことのない坂でもさすがにきつく感じる。
小刻みに先頭交代を繰り返してゴール地点へ。
15時に仲良くゴール。
タイムは8時間ジャスト、AV28.1だった。
岡山400に続いてトップ帰還だったけど、
正直完敗。でも今持っている実力は
全部出せたように思う。
力のあるライダーとブルべを一緒に走るのは本当に
楽しい。時には意地を見せたり時には力を合わせて
走ったりなど。最終的にはゴールを一緒に目指す
わけで仲間意識が芽生えるものだ。
ゴール後休憩してスタッフさんたちと談笑。
先週の大村600で爆走していたfuk@さんもスタッフさんと
して参加されていた。大村の話なんか聞かせてもらったりなど。
んで、ひたすら嫁の帰還を待つ。11時間切れるかな?と
思って待っていたらなんと9時間42分で戻ってきてしまった。
予想外の速さに驚いた。来月近畿400に嫁は出場するので
それに向けてかなりいい具合に仕上がってきているな。
リキさんやHarapekoさんも戻ってきて、
そのあとみんなで由宇温泉に行って汗を流して
宮島インターで晩御飯を食べて帰宅。
今回は以外にも初の広島のブルべだったけど
本当に楽しかった。自分のベストの走りもできたし
いろんな仲間に会えたし。
そんなわけで10月の岡山600は本当に過酷なコースだけど
自分のベストの走りをして納得してゴールに飛び込みたいものだ。