折りたたみ自転車とロードバイクの日記

折りたたみ自転車とロードバイクのツーリングやメカの日記です。

レーシングゼロ チューブラーが来た

 

 

アンカーRA5用のニューホイールが
届いたので早速つけるだけつけてみた。


フルクラム レーシングゼロ チューブラー。

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今後はこれをメインホイールにして
ロングライドやブルベを走っていこうと思う。


これまでは手組みチューブラーホイールを
メインに使っていた。


●前輪(ラジアル組)
リム:アンブロッシオ クロノF20 28H
ハブ:アメリカンクラシック マイクロ58
スポーク:サピム CX-RAY


●後輪(タンジェント組)
リム:マヴィック リフレックス 32H
ハブ:アメリカンクラシック ロード205
スポーク:DT ストレート1.8mm


という仕様。


前後で合計1400gを切る軽さに仕上げた。
山岳コースやアップダウンに狙いを定めて
組んでもらったホイールだったのだが。

     
前後でリムが異なるのは、リアのリムを昨年2度も
破壊してしまい、アンブロッシオのリムで再び
組んでもらおうという気持ちがしなかったからだ。


実はこの手組みホイール、フィーリング的に物足りない
部分があった上に、構造的な欠陥を抱えていて結構悩んでいた。


フィーリング的に物足りない部分というのは


・平地の高速巡航力にやや欠けること
・下りでの安定感がやや物足りない
・ダンシングや急加速などホイールに力が
 かかる場面でのキレが足りない


というところだろうか??


実はこれ、ハブに起因する部分が多い。


アメクラハブはフランジ幅が狭く構造的に横剛性が出にくい。
したがってホイール全体が捩れるような動きに対してはどうしても
弱くなってしまうのだ。


かといってスポークテンションをこれ以上あげようとしても
今度はリムの破損につながる恐れがある。結局納得いくテンション
が得られていないため、いろんな面に影響が出てくるのだ。


幸い、リムの軽さとチューブラータイヤの転がりのおかげで
登坂性能はかなり高かったため、このホイールとしての
存在意義はあったと思うし、それなりには走ってこれたのだが。


そんなわけでホイールのバージョンUPをずっと考えていて、
選定にあたっての条件は以下のように考えていた。


・雨天時の山岳コースでもブレーキングに優れていること
・平地、登坂、ダウンヒルをオールラウンドにこなせる
・チューブラーであること


カーボンリムのチューブラーも欲しかったのは事実だけど
雨天の山岳では確実にひどい目にあうだろうし、実際結構な頻度で
そういう状況下を走っていることが多い。なので今回は断念・・・。


そうなると自動的に完組のアルミリムのチューブラーに
絞られてきて、そうなるとレーシングゼロ/シャマル
キシリウムSLSあたりになってくる。


で、先日嫁にシャマルウルトラ2WAY(タイヤはクリンチャー)を
借りて加古川~城崎を往復した際に、その走行性能に感動してしまった。
自分の求めているフィーリングに近かったし、実際過去自分のホイールで
走ったときのアベレージを大きく上回る数値が出た。


さすがに一家にシャマル2セットはいらないということから
レーシングゼロ チューブラーに決定したわけだ。


ブルベ明けで足の状態がイマイチなので、詳細なインプレは
また後日という感じにはなるが体調を戻ったら新しいホイールの
性能をしっかりと確認していきたいと思う。