BRM1012岡山600参戦記録
BRM1012岡山600を走ってきた。
その参戦レポート。
今回はブルべ参戦3年目にして
やっとめぐってきた初のSR取得のチャンス。
2年前、近畿600に出場した時は
アンカーではなくタイレルのミニベロ。
33時間50分で完走したが、その時よりも
成長した自分を見ていたいという気もある。
そんなわけで気合十分で岡山に乗り込んだ。
この岡山600は獲得高度8800m以上という
過酷なコース設定の上、深夜22時スタートという
こともあり、おそらく今シーズン最高難度の600だろう。
エントリーは14名、うち出走は11名。
副代表のブリーフィングの後、
いよいよスタートだ。
■スタート~PC1 125キロ ちくさ黒土
勢いよくスタートを飛び出すも
3キロ地点でいきなりコースミス。
先頭集団から早速はぐれてしまう。
山間部の緩やかな峠道を走っていく。
この時点ですでに肌寒い。
40キロ地点で福岡のM木さんに追いつき、
少し話した後、先に行かせてもらう。
ほどなくして通過チェックに到着。
M木さんとI橋さんがやってきた。
少し談笑したあと、先に出る。
ここからもアップダウンを繰り返し、
佐用町を抜けて千種川沿いを遡上。
3時9分にPC1に到着。125キロを5時間9分か。
悪くないペースだ。
■~PC2 222キロ かわはら
本当に寒いので冬用手袋を着用し、
ウインドブレーカーなどを着こむ。
斉木峠、戸倉峠を順調にパス。
一気に下って再び氷ノ山を上る。
上っていると上からO合さんが下ってくる。
日本最速ブルべライダーやはり速い。
最高点に到着。夜が明けた。
一気に下って平坦路を快走してPC2へ。
222キロを9時間43分でカバー。順調なペースだ。
■~PC3 295キロ 蒜山
前半の難所である、辰巳峠へ。
今まで2回走ったことがあるけど
本当にきつい。序盤は緩やかなんだけど
ラスト4キロは10度越えが続く。
今回はうまく上れた気がする。
恩原高原、人形峠を抜けて福本峠に入る。
寒さの影響なんだろうか?両足のアキレス腱が痛む。
ほどなくしてPC3に到着。13時間51分。
悪くないペースなんだけど・・・・。
■~PC4 356キロ 溝口
大山エリアに入る。
いよいよ本格的にアキレス腱が痛みはじめ
ペースはどんどん落ちていく。桝水への上りは
ほとんど歩いているようなペースだった。
桝水で意気消沈しながら休憩。
そこからミルクの里の通過チェックを過ぎて
15時51分、PC4に到着。356キロを17時間51分か。
やはり両足のアキレス腱痛の影響でかなり
ペースは落ちた。
■~PC5 444キロ 西城
平坦路を突き進むがペースは上がってこない。
とにかく両脚のアキレス腱が痛すぎる。
大山エリアでブレーキを起こしたため、
設定タイムを大幅に超えてしまっている。
メンタル的にもかなり落ち込み、
睡魔も襲ってきた。バス停で少し仮眠。
寝たことで頭もすっきりしたのか、
思考回路が働き始める。ペースは落ちたとはいえ、
前半いいペースで走ったおかげで貯金は十分ある。
ここは気持ちを切り替えてとにかく完走して
何がなんでもSRを取得してやろう、そう言い聞かせて
再スタート。
ほどなくして奥日野地区広域農道に入る。
恐らく今回のブルべでは最大の難所だ。
ひたすら上りが続く。アキレス腱が痛いので
トルクがかからない、本当にきつい。
でも、気持ちだけでペダルを回し続ける。
419キロ地点の三国トンネルに到着。
気温は4度を示していたという。本当に寒かった。
でも、難所を超えたことで思わずガッツポーズ。
最高点から一気に下り、
ほどなくして21時46分、PC5の西城に到着。
444キロを23時間46分か。貯金はまだまだある。
とにかく体が冷え切っていたので
カップラーメンをすすり、中から温める。
■~PC6 485キロ 東城
スタートするもGPSが動かなくなる。
さっき休憩したとき充電していたんだが。
あきらめてキューシートを見ながら走る。
時々止まってコースを確認しながら進む。
帝釈峡のあたりを走っているのだが
本当に暗闇だ。タヌキ、サル、イノシシなど
いろんな野生動物に遭遇する。
山岳を抜けて広い道に出た。
下りで体が本当に冷えたので途中止まって
缶コーヒーをすする。
ほどなくしてPC6に到着。486キロを27時間20分か。
睡魔が襲ってきたのでコンビニでラーメンを
再びすすった後、道の駅のトイレで仮眠を取る。
だが、20分ほど寝てスタートする予定が
1時間以上落ちてしまった・・・・・・・。
やっぱ疲れてたんだろうな。
リスタートするためにコンビニでコーヒーを
買っているとI橋さんがやってきた。
I橋さんの補給を待って、ここからゴールを
一緒に目指す。ここまで400キロ以上単独で走ってきた
うえに後半はアキレス腱の痛みと戦いながらの走り
だったのでやはりこのタイミングで一緒に走れるのは
本当に心強い。
■~PC7 540キロ 高梁
二人でいろんな話をしながら走る。
なんとなくまだ頑張れそうな気分が湧いてくる。
吹屋へ抜ける渓流沿いの道は本当に寒い。
I橋さんは冬装備をあまり持ってきてなくて
本当に寒そうだ。
雪山の生存確認みたく、声を掛け合いながら走る。
ほどなくしてふるさと村の取り付けに到着し、
雲海を眺めながら淡々と上っていく。
農道を経由してPC7に到着。
540キロを33時間19分か。このあたりで
完走が見えてきたので、再び元気が湧いてくる。
■~607キロ ゴール
最後の難所、高梁のループ状の峠も淡々と
走り抜けてクリア。
賀陽からの農道でI橋さんがコーラを
ごちそうしてくれた。なんか本当にうまかったな。
総社から岡山市街を抜け、川沿いを走り早島の
サンクスに11時26分に到着。37時間26分の旅は戦いは
終わった。
後半アキレス腱痛の影響で自分の走りは
できなかったものの後半泥臭く走ってゴール。
悲願のSR、ゲット。素直にうれしい。
さて、ゴール後聞いた話だが11人出走して
完走は5名とのこと。僕以外の完走者は全員、
夏の岡山1000完走者というつわものぞろいだった。
とりあえずしばらく休んでから来年の
戦いに向けて準備していきたい。
秋の山岳サイクリング兵庫・鳥取県境
嫁と二人で兵庫・鳥取県境を走ってきた。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=63ad746c6b4d296e19db16913e0b26b2
今まで氷ノ山に行ったことがなかったので
行ってみようかということに。
今回のコースは約150キロ、獲得高度2700mと
ちょうどよい運動になる程度に設計してみた。
先週広島200のあと、仕事が忙しく体調が
落ち気味だったが、土曜日はまったく走らず
体調を回復させた。んで日曜日は出動。
道の駅南芳賀にデポ。
斉木峠を越えて千草エリアへ。
千種川沿いを遡上して三室高原方面へ。
三室高原から大通峠を目指す。
秋晴れの中、ススキの中を上っていく。
大通峠最高点付近。いやあ、本当にいい気分。
ここから鳥取県に入る。
実はこのあと、ちょっとしたハプニング。
下っていると、林の中に大きな野生動物が!!
鹿でもイノシシでもない。そう、熊がいた(笑)。
すぎに走り去っていったが・・・・・・。
ダウンヒル後、29号線を快走。心地よい追い風の中、
勢いよく走っていきく。
今日のメインターゲット、氷ノ山へ。
ラスト3キロぐらいはぐっと斜度があがりなかなかきつい。
でも、最高点では絶景が待っている。
下りの時に撮影。
本当にきれいな風景だわ。
一気に下って道の駅若桜で昼食。
地元で育てられている豚を使ったカツカレーで
肉が柔らかく臭みにが全然なくてうまかった!!
かなりおすすめですわ。
食後は戸倉峠を上って再び兵庫県へ戻ってくる。
戸倉峠を下って若杉峠へ。ここに来るのは2回目。
ここもナイスビューがあるスポット。
この後、養父方面へ下って
岡山600に向けてよい調整になった。
あと、2か月ぐらいしか山に登れる期間がないので
そのうちにしっかり上っておきたいものだ。
MYバイク紹介 ~アンカー RA5~
現在の主力バイクの紹介。
僕が乗っているのはANCHOR RA5という
アルミのバイクである。
もともとはTNIの7005MKⅡという
格安アルミフレームで組もうと思っていたのだが、
当時の行きつけショップでアンカーRA5の
中古フレームを紹介された。
手持ちパーツなどを投入して格安で組んでもらった。
こつこつとカスタムを重ねてきて
現在はこいつでブルべやロングライドを楽しんでいる。
このRA5というフレームはアンカーの
アルミラインアップでは旧世代の車体ということ
もあり今走っている人をほとんど見かけなくなった。
では現在の仕様をまとめてみよう。
フレーム:anchor RA5
Fフォーク:BOMA F-02ストレート
STI:ST5700
ブレーキ:BR6700
クランク:FC6700 53T-39T
スプロケット:CS5700
BB:SM-BB7900
FD:FD6700
RD:RD6700
チェーン:CN7901
ホイール:FULCRUM RACING ZERO Tubular
タイヤ:Continental Sprinter 22mm
ハンドル:BOMA GH-02
ステム:DEDA ZERO1
シートポスト:DEDA SUPER ZERO
サドル:fi'zi:k ALIANTE GAMMA
ペダル:SPEED PLAY クロモリシャフト
という仕様だ。
ボトルゲージとサイコン込の重量で7.7キロ。
フレーム重量が1580gあることを考えるとかなり
優秀だと思う。
現状はほぼ最終形まで来てしまっており、
ここをこうしたいなあ~という部分は特にない。
次に設備投資をするとしればコンポをフルデュラに
するとかその程度しか道は残されていないと思う。
まずこのRA5というフレームは知る人ぞ知る
激固フレームだそうだ(笑)。
買うときそんなことは全然知らず、店主が
「アンカーは本当に剛性高くていいですよ~。」
とは言ってたけども。
まあ、ひとことで言えば鉄の塊みたいな感じ。
最近のフレームはダウンチューブ~チェーンステー箇所を
強固にしてシートステーを撓らせるタイプが多いのだが
このRA5は旧世代のフレームゆえまったくそんな概念はない。
すべてが固く頑強に作られている。
ただその分フレームが何かに負けてしまうということがない。
次にフロントフォーク。
もともとRA5についていたフロントフォークも
旧世代のものでアルミコラムタイプだった。
したがって重たくて本当に鈍かった。ダンシングしても
振りが重たかったしコーナーは切れないし何より重いので
峠は全然走らなかった。
そんなわけでBOMA F-02ストレートに変更。
これが大きく功を奏し、振りの軽さ、コーナーリングのキレ、
そして登坂力向上などいろんな点で性能が向上。
剛性感も高い。価格もリーズナブルだったので
これは本当に成功だったと思う。
そしてホイール。レーシングゼロチューブラーを
搭載している。先日交換してそのインプレは
先日書いたばかりなので詳細は書かないが、
フレームとのマッチングは悪くない。
トータル的な走力は格段に上がっていると思う。
タイヤは僕の中では定番のコンチネンタルスプリンター。
ハンドル、サドル、シートポストに関しては
振動吸収性や乗り心地、そして軽さを考えたチョイスを
している。車体、フォーク、ホイールがかなりスパルタン
なのでここでバランスを取らないと体への負担が大きく
なりすぎる。
ハンドルのBOMA GH-02は重量180gと軽量。
適度な剛性感がありながらも振動吸収性も高い。
またダンシングした時の振りの軽さも気に入っている。
シートポストもカーボンモノコックのDEDA SUPER ZERO。
軽くてなかなか振動吸収性もよい。サドルは昔から
愛用しているフィジークのアリアンテ。いろいろと
使ってみたけどどうもこれが一番自分には合っているようだ。
適度な柔らかさがあり長い距離を走っても痛くならない。
コンポ類はアルテ、105、デュラを適宜ミックスして
使っている。自宅に転がっていたパーツ類を
使っているのでこのあたりはバラバラだ。
ギア比に関して言うとクランクは53-39でスプロケは
12T-27Tにしている。山岳コースを走る機会が多い僕としては
ワイドなこの組み合わせがいまのところベスト。
以前は12T-25Tにしていたけど、疲れがたまってきた状態で
峠を越えていくのはしんどかったのでワイド化した。
ではインプレッション的なことも。
■平坦
フレーム、フォーク、ホイールともに
剛性の塊ゆえ、まったく遊びがないので
入力がそのまま速度に変換される感覚がある。
良くも悪くも自分の走力がそのまま掛け値なしに
速度に反映される感じだ。一方で速度の伸びという
ものを感じることはない。しなりが加速を生むという
感覚は一切味わうことはできない。
僕は平坦に関しては安定したケイデンスで淡々と
ピッチを刻んで走るタイプなのでこういう遊びのない
感じのほうがが合っているのかもしれない。
■次に登坂
フレーム重量の割に登坂はとにかく強い。
全体の剛性が高いのでマシンが腑抜ける感覚が
まったくなく入力をそのまま推進力に変換して
グイグイ上ってくれる。シッティングで回してよし、
ダンシングでガンガン攻めてよし、そういう感じの
バイクだ。僕がある程度上りを走れるように
なったのはこのバイクのおかげだと断言できる。
それぐらいよく上る。
下りの性能もなかなか高い。
マシン全体の剛性の高さがそのまま下りでの
安定感に繋がっている。コーナーリングもよく切れるので
九十九折りのダウンヒルもかなり楽しく走れる。
■乗り心地
とにかく悪い(笑)。痛いという表現が適当だろうか??
とにかく下からの突き上げが半端ない。
とはいえ、ハンドル、シートポスト、サドルを
柔らかい物を使っているので以前よりは相当よく
なったけど。
全般論としてはひたすらスパルタンで硬派なマシン。
のんびり流すよりも本気で走ってなんぼのマシンだ。
本当はレースとかで力を発揮するバイクなんだろうけど、
僕の主戦場はなぜかブルべだ(笑)。
平坦での高速での伸びはないものの、全体的に運動性能は
高くオールラウンドに走れる。ロングを走るときなどは
高い運動性能を生かしてアップダウンを含むダイナミックな
コースを走ると本当に楽しかったりする。
しばらくはこのバイクとともに戦っていこうと
思っている。
BRM929広島200冠高原参加レポート
BRM929広島200冠高原を走ってきた。
来月、岡山600が控えているので調整走の意味合いも
ありつつも、以前広島に住んでいたこともあり、
昔の自転車仲間と会うのも一つの楽しみだったりする。
今回は嫁も参加。前日に岩国に前泊。
6時前に準備万端で会場入り。
準備を済ませてから受付を行う。
T田@代表やKATAYAMA副代表にご挨拶。
呉ポタメンバーも見つけていろいろと
馬鹿話などしつつも、今回は7時間台を目標に
しているので周りから何かとプレッシャーを
かけられてしまう。
周りを見ると参加者も多いし、有名チームの
ジャージを来た参加者もいるので何かと緊張モード。
AJ岡山の代表と副代表コンビも今回は
参加していて、スタート前にご挨拶。
全体写真を撮った後、いよいよスタート。
■スタート~51キロ地点 PC1 下松末竹上木尾
そしてスタート。
Harapekoさんとリキさんと3人でロケットスタートを
敢行してメーター読み40前後ぐらいで快調に飛ばす。
海岸線&追い風ということもありなかなかいいペースだ。
10キロすぎあたりで後方から一人のライダー(以下S田さん)
が追いついてきて4人パックに。この方とこの後
マッチレース状態になるとはこのときは想像も
しなかったが・・・・・。
基本、僕が先頭を引いていたんだけど、
疲れたタイミングでリキさんやHarapekoさんが
かわってくれる。本当に助かる。
40キロあたりからS田さんが
「先頭引きます~。」とのことで引いてもらう。
このとき後ろから見ていてものすごい発達したふくらはぎと
力強いペダリングから只者ではないと直感する。
結局PC2に8時半に到着。ここまでAV35.1と
かなりのハイペースだった。
■~PC2 102キロ地点 六日市インター
ここでリキさんやHarapekoさんとお別れし、
早目のリスタートで山岳コースに突入する。
信号待ちしていると、S田さんが追いついてきたので
二人で先頭交代しながら突き進む。
話を聞くとヒルクライムが得意でブルべも
結構出ているそうだ。
最初の上りは僕が引いて駆け上がるも、
平地と変わらない力強い走りでぴったりとつかれる。
むむむ、やはり只者ではないな・・・・・。
道中、T田@代表が車で伴走し写真を撮ってくださる。
とりあえずピースサイン。
錦の道の駅を過ぎたあたりで再びのぼりに入るが
ここでS田さんが本領発揮。徐々に引き離されてしまう。
今年のブルべでのぼり区間では一度も引き離された経験が
なかっただけに少し焦る。
ほどなくして10時24分にPC2の
ローソン六日市インター店に到着し、
S田さんに合流。T田@代表もいらっしゃった。
ここまでのAVは依然32。
小刻みに先頭交代してきた結果だろうか。
かなりよいペースで来ている。
早めのリスタートでPC2を後にする。
■~通過チェック 134キロ地点 スパ羅漢
ここから再び峠に入る。
早めのリスタートをしたので僕が先頭を
走っているがほどなくしてS田さんが合流してくる。
小刻みに先頭交代をしながら山間部の険しい
アップダウンを走り抜けていく。
高速横の松の木峠手前の激坂で
ついに我慢しきれず徐々に離されていく。
T田@代表が再びカメラを構えて待っているが
苦悶の表情を浮かべながら必死で上る。
松の木峠を過ぎてからは一気にダウンヒルして
通過チェックのスパ羅漢に到着し、S田さんに合流。
この時点でまだ12時8分だ。
再び早めのリスタートで先に出発して
羅漢高原を目指す。
■~145キロ地点 有人チェックポイント
10キロにわたるひたすら長い上り。
淡々の自分のペースを刻んで上っていく。
残り3キロ地点ぐらいのところでS田さんが
追いつてくる。しばらく談笑しながら一緒に走るが
ラスト2キロ地点ぐらいの斜度が上がったところで
徐々に離されていく。
有人チェックポイント前の坂は本当に厳しく、
苦しみながら登っていく。
有人チェックにつくとT田@代表と
KATAYAMA副代表がいる。S田さんとは1分差で通過。
その際にS田さんの話題になり、
銭壺山ヒルクライムで優勝経験があることや
6月の福岡600椎葉村で27時間台でゴールしたことを
聞かされる。たしかにそれは速いわ(笑)。
力強く「7時間台出します!!」と宣言して
有人チェックを後にする。
■~ 168キロ地点 PC3 玖珂美和坂上
とにかく先頭のS田さんに追いつきたいので
下りで攻めまくる。危ないんで本当はしたくなかったけど。
下りきったところでS田さんに合流。
ここからは二人で先頭交代しながら力を合わせて
ゴールを目指す。
ほどなくして13時36分、PC3に到着。
■~202キロ地点 ゴール 潮風公園由宇
ここまで僕もS田さんもかなり
飛ばしてきているのでお互い結構疲れている。
力を合わせてゴールを目指す。
大したことのない坂でもさすがにきつく感じる。
小刻みに先頭交代を繰り返してゴール地点へ。
15時に仲良くゴール。
タイムは8時間ジャスト、AV28.1だった。
岡山400に続いてトップ帰還だったけど、
正直完敗。でも今持っている実力は
全部出せたように思う。
力のあるライダーとブルべを一緒に走るのは本当に
楽しい。時には意地を見せたり時には力を合わせて
走ったりなど。最終的にはゴールを一緒に目指す
わけで仲間意識が芽生えるものだ。
ゴール後休憩してスタッフさんたちと談笑。
先週の大村600で爆走していたfuk@さんもスタッフさんと
して参加されていた。大村の話なんか聞かせてもらったりなど。
んで、ひたすら嫁の帰還を待つ。11時間切れるかな?と
思って待っていたらなんと9時間42分で戻ってきてしまった。
予想外の速さに驚いた。来月近畿400に嫁は出場するので
それに向けてかなりいい具合に仕上がってきているな。
リキさんやHarapekoさんも戻ってきて、
そのあとみんなで由宇温泉に行って汗を流して
宮島インターで晩御飯を食べて帰宅。
今回は以外にも初の広島のブルべだったけど
本当に楽しかった。自分のベストの走りもできたし
いろんな仲間に会えたし。
そんなわけで10月の岡山600は本当に過酷なコースだけど
自分のベストの走りをして納得してゴールに飛び込みたいものだ。
連休的山岳特訓②大山・蒜山
前回からの続き。
前日の夜に津山に移動。
翌日23日(月)は朝から湯原に移動した。
ルートはこんな感じ。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=563e6912ed36a9f0da655d64c88a17db
これまで何度も蒜山・大山エリアを走ろうと計画していたのだが
何度も雨等の事情で断念してきた。やっと今回念願がかなった
わけである。
湯原温泉をスタート。なかなか風情のある温泉街だった。
第一の目的地、湯原ダムに到着!!なかなかの絶景!!
湯原ダムを駆け抜け江府まで一気に走る。
大山が見えてきました!!
大山のふもとまでやってきた。今からあそこまでいくのか(笑)。
ちょっと気が遠くなってしまった。
山岳特訓二日目ということもあり若干足が疲れているので
淡々と上っていく。足が好調ならダンシングを織り交ぜながら
アウターでガンガン行くんだけど、さすがにきついので
39-24で粛々と上ることにした。
大山エリアでは最も栄えている桝水エリアに到着!!
このあたりで標高700m弱。結構上ってきました。
大山寺近郊に到着!!!なんとなく荒涼とした雰囲気。
ここで広島に住んでいた時の自転車仲間がたまたま奥さんと
大山に旅行で来ていて、フェイスブックでやり取りしながら
落ち合うことができた!!
その後ツールド大山のコースをなぞる形で
ぐるっと回る。
船上山と船上湖を見ながら走る。
船上湖と船上山をバックにパチリ!!
この後アップダウンを経て鏡成に向けて再び淡々と
上っていく。斜度はそうでもなかったけど距離が長かったので
なかなかつかれた。
最高点986mを超えて鏡ヶ成に到着!!!雲海の中を走ってきました。
快走路を下って鬼女台に到着!!絶景なり!!
そしてここから下っていく。
夕暮れの蒜山に到着!!
そして蒜山の高原道路を走っていく。本当に気持ちよかった!!
夕日が本当にきれいだった、蒜山。
蒜山からは緩い下りモードの道を嫁と二人で
軽快に飛ばして日没後に湯原に到着。
結局この日は155キロ走って約3000m上って
二日間トータルで335キロ、獲得標高6200mだった。
8月末から山岳を走れてなかったので
不安だったけど思ったよりも走れたことは収穫。
嫁も無事に走りきって調子が上向いてきたようだ。
週末にBRM929広島200に出場するので、
どんな走りができるかなかなか楽しみになってきた。
連休的山岳特訓①兵庫・岡山編
ここのところ週末は雨続きということもあって
なかなかがっつり自転車に乗る機会がなかったものの
22日(日)と23日(月)の二日間はがっつりと乗ってきた。
来月僕はブルべの岡山600があるし、嫁も近畿400に出るので
そのトレーニングもかねて山岳コースを中心に走ってきた。
まずは兵庫・岡山編。
コースはこんな感じ。
http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=af4a7aa42d737642b5f82481c004b2a6
道の駅新宮をデポ地にしてそこから智頭街道沿いを走って
おみね滝谷キャンプ場からベルピール自然公園に抜ける。
そのあと、西粟倉村内を走って標高1096mにして
前半にえげつない斜度が待ち受けるダルガ峰林道を走り、
そのあと芳賀に抜けて砥峰高原~長峰高原と抜けるコース。
獲得高度は3200m超となかなかのコースで峠はすべてはハード。
そんなわけで僕のトレーニングコースだったりするのだ。
7時半ごろデポ地を出発。ほどなくして智頭街道を遡上していく。
一つ目の峠、ベルピール自然公園を目指す。
序盤はこんな感じののどかな渓流なんだけども
途中から斜度は一気にあがる。
ベルピール自然公園に到着!!ここからの景色はいつ見ても
気持ちがいい。坂は本当に過激だけども・・・・。
このあと下山して西粟倉村の林道を抜けて
ダルガ峰林道をあがっていく。途中平均斜度13.2%という
壁みたいな坂が続き、標高900mあたりから斜度が落ち着いてくる。
ダルガ峰林道の最高点1096m付近。
ススキに秋の訪れを感じる。
下山して千種エリアに行き、
そこから斉木峠を越えて芳賀方面へ。
清流揖保川沿いを遡上してゆくとほどなくして
砥峰高原の取り付けへ。
こんな感じの山深いところなんだけども
距離、斜度ともにこれぞヒルクライムという感じ。
砥峰高原も一面ススキ。
本当にきれいだったなあ。
この日は結局180キロ走って獲得3200m。
久しぶりの本格的な山岳ツーリングだったので
この日は結構疲れた。
んで、夜のうちに津山に移動して翌日の
山岳特訓に備えるのであった。
チューブラータイヤの運用
僕はチューブラー派で
ロングライドやブルべもチューブラーで楽しんでいる。
ホイールはもともと手組のアルミリムのタイプを
使っていたのだけども最近レーシングゼロに
買い換えて楽しく走っている。
チューブラータイヤというとタイヤの張り替えが
面倒というイメージが強い。また価格も高いという
イメージがあることから敬遠されがちだ。
確かにプロユースの決戦用タイヤは1本1万円以上
するのでとっつきにくいけどもリーズナブルで
よく走って丈夫なタイヤだって存在する。
で、僕が愛用しているのはコンチネンタル スプリンター。
安い通販などで買えば4000円そこそこで手に入る。
パンクにも強くローテーションしてやれば5000キロぐらい
もってくれる。乗り心地も悪くないし転がりやグリップ感もよく
走りの面でも何の不満もない。なので普段のサイクリングから
ブルべまで全部これで走っている。
次は運用の話にいってみよう。
200キロ以下の距離だと僕は中古の予備タイヤを
一本だけ持ち歩いている。小さく畳んでタイラップで
固定してバックポケットに入れている。で古いチューブラー
テープはタイヤにつけてたままにしておく、これがみそ。
で、パンクした時などはパンクしたタイヤを剥がして
予備のタイヤを嵌めて空気を入れて終わり(笑)。
所要時間はわずか10分ほどだ。予備タイヤやリムに
ついた古いチューブラーテープで案外くっついてくれるのだ。
ただし、エマージェンシー的な要素もあるので下りでは
なるべく安全にくだらないと危ないので気をつけるように
している。
で、空気ポンプはレザインのロードドライブを使っている。
7気圧ぐらいまでだったら結構簡単に入ってくれるので
重宝している。ちょっと高価だけどデザインもかっこいいので
気に入っている。
距離が300キロ以上の本格的なロングツーリングの場合は
新品のタイヤも携帯している。やはり残り距離が相当ある場合は
リムテープもちゃんと貼って修理するようにしている。
案外、予備タイヤを2本以上携帯するとかさばるので
中古タイヤはバックポケット、新品のタイヤは
このオーストリッチのチューブラーバックに入れてサドルに
ぶら下げている。タイヤ以外にもこの中にはチューブラーテープや
かさばらない小物なら入れることができる。
チューブラーも慣れてしまえば結構楽だしそれほど
コストパフォーマンスも悪くないと思う。